ピンからの新製品情報

　この時期、ゴルフ用品メーカーは、来年度発売の新製品を自社契約のツアープレーヤーによりPGAツアーの現場でテストし始めることが多い。最近、タイトリストは、新製品の

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をPGAツアー、AT&Tの会場で契約プレーヤーに配布したことを明らかにしたが、その後のジョンディアクラシックや欧州ツアーのスコティッシュオープンでは、ピン社が新製品、アンサーのアジャスタブル（調整可能）ドライバーとジョージグルーブのツアーウェッジを同社契約プロに使わせる予定だ。

ピンが

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といぶかる人もいるかと思うが、アリゾナ州フェニックス本社のピンは、今度はロフトが標準位置から調整できるアンサードライバーを出そうとしている。その予想される標準ロフトの選択肢は8.5、9.5、10.5、12度で、プレーヤーはそこからその性能を最大にするために調整を加えることが出来るというもの。

ヘッドは460ccのチタン製で、今年発売された

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に採用されていた黒のマット仕上げを特徴としている。価格は現段階では未定だが、小売店に出荷されるのは8月中旬からが予想されている。

ゴルフ協会（USGAやR&A）が、競技に使用するアイアンのグルーブの規則を改訂して以来、この二年ほどグルーブ（溝）問題が業界の話題になっているが、その後も協会サイドはその内容を変えようとはしていない。正直に言って、多くのクラブメーカーはUSGAやR&Aがグルーブ変更の指令を出すまで、そのグルーブ形状を大きく変えようとはしてこなかったが、長年、協会サイドとグルーブ問題でやり合ってきたピンがどのような新グルーブを出すかには大きな興味が持たれている。